ごきげん記録

昨日の飲酒がめちゃくちゃ気持ちよかった。飲み始めてすぐ気持ちよくなり、それが気持ち悪くなるぎりぎりまで持続するのが私の美点だ。頭の先からつま先までじわ〜っとさざなみがたつみたいに痺れて、しゅわしゅわの液体が後頭部あたりにこんこんと湧いて、視界が心なしかきらきらしている。布団に寝転がると、毛布のふわふわやシーツの冷たさが気持ちいい。曲げた自分の肘に頭を載せると、この世で一番安心する他人の肘に許されているようでまた気持ちいい。とにかく嬉しくて楽しくて気持ちいい。世界ありがとうそしておめでとう。

初めて酔ったままぶらんこに乗った。乗りはじめはとんでもなく楽しくて、間違いなく人生イチのぶらんこで叫ばざるを得なかった。でもすぐに気持ち悪さの予感が迫ってきて降りた。いちばん気持ちよく酔った状態で乗るぶらんこの、いちばん気持ちいい瞬間を脳に流しこむ装置に繋がれていたい。