運動・直観・着想

自分でも何? と思うくらい冴えていたり、後々まで輝きを失わないアイディアが出たりするタイミングについて、わかったことがある。激しめの運動をした翌日だ。

運動した当日は、爽快感はあるものの、疲れていて生産的な活動がほぼできない。しかし翌日は連想のスピードが早く、いつもなら繋がらない距離にある概念が繋がり、一つ一つのイメージの解像度が高い。というか、そういうときのメモが大体運動した翌日に残されていた(運動した翌日に必ず冴えているわけではない)。行動記録をつけていてよかった。しかし何故かはわからないし、偶然かもしれない。

質関係なく、思いつくアイディアの量が一番多いのはきまって寝る前、ベッドに入って眠気を待っているときだ。一応メモするけど、ほとんどは再考に堪えうる深みがないので、あとで見返されることはない。寝る前にそうなるのには理由があって(何かの記事で読んだ、正しいかどうかは知らない)、脳は元気なときは不要な情報を意識に上らせないフィルターが働いているが、疲れてくるとその働きが弱まるため、情報の結合が増えてあれこれ思いつくように感じられるという。ここまで書いて、入眠時の走馬灯や夢に脈絡がないように感じるのは、このフィルターが働いていないからなんじゃと思った。う~ん......おやすみ。