パズル、カメオ、その他

友人がパズルをしに来た。タロットモチーフの1000ピースパズルを6時間くらいで完成させた。タイムアタックしてるわけじゃないけど、だんだん早くなっている。

土とガラスでトリケラトプス頭骨のカメオを作ろうという話に始まり、あれはできるかなこれはできるかなと描いたり調べたりした。友人は私と、なんというかシステムが似ている。工芸に関しては、発想の飛び方やその回路、着想を得るポイント、イメージの伝え方がビビるくらい同じで、この会話前自分の中でしたな、という瞬間がいくつかあった。あと、あれこれ考えてる私って外から見たらこんなふうなんだろうなと思った。確認しようがないけど。

それから人間同士の関係性についての話をした。どの角度から切り込んで話し始めても、結局は「言語非言語/直接間接問わず期待値の認識はすり合わせるしかない、少なくとも嫌なことは嫌と示しやすい土壌を作るべき」という至極当然の結論に落ちつく。その流れで、「あなたとのよりよい関係のために言うけど、突然スマホを覗きこむのをやめてほしい、一言断ってほしい」と言われ、本当に無意識でやっていたのでかなり反省した。絶対直そう......「あと話してるとだんだん近づいてくるのも、まあ、これは私が退くことで調整できるから気にしなくていいよ」これは......すぐに直せる自信がない。身体的距離という概念を自覚することと、身を退く、という相手の反応に気づけるようになることから始めていきたい。私は今関わりのある友人にされて嫌なことあったかな、と考えていたけど、ぜんぜん思いつかなかった。というか友人に関しては、嫌とか嫌ではないとかいう基準があまりないし、感じない。「そういう人なんだ」とアップデートされ続けるだけだ。相当酷いことでもない限りは許容できるし、そんな酷いことをする友人はいない。