リボン

きらきらのリボンが4本届いた。作っているものに使いたくて、先週頼んでいたのだった。写真よりずっときれいで嬉しい。白い布の上で見たいからぜんぶベッドに広げて、結んだりほどいたり重ねたりしている。4本ともオーガンジー素材で、色はピンクと、黄みがかったクリーム色と、オレンジと、ブラウン。一番かわいいのはピンクで、青の偏光が入っているからやわらかな紫にも見える。オレンジはゴールドの偏光が濃いめに入ってギラギラしておしゃれで、ブラウンは偏光控えめなので上品。クリーム色のは光沢のある単色で、カジュアルに使えそう。リボンって、その響きだけでもうわくわくするし、手の中でふわふわさせて遊んでいると祝福!って気持ちになる。善が具現化されている......。このリボンに対する感情は、もちろんもの自体が素敵なのもあるんだけど、少女向け小説で醸成され神格化された「リボン」のイデアにより引き起こされている部分が大きい。しかしかわいくない感想だ。