架空の計画

友人宅へパズルをしに行く。今回はMoMAの1000pcs地球パズル。難しすぎて半分しか終わらなかったので、来月に持ち越すことにした。

また陶芸を始めるかもしれないと言うので、ガラスと陶器で一緒に何か作ろうよと提案した。瀬戸黒と銀箔入のガラス継いでイヤリングにしたらカッコよくない? 陶器のゴブレットにガラスで装飾つけたい、蓋物の蓋だけ平たいガラスにするのもいいよねうんうん逆もあり、水指とか涼しげで映えそう水指だったら木と組み合わせてもいいなそういえば〇〇くんって木工やってるよね、〇〇さんは3Dプリンタ使えるから型作ってもらいたい巻き込んでみようか!

考えれば考えるほど楽しそうだけど、実現する可能性は低い。友人と私は実現する気のない計画を実現する気満々で立てるところがあり、例えば長野に別荘を建てて窯と吹き場を設えて暮らそうとか(当時友人はシルバと名付けた猿に轆轤挽きを仕込んで大道芸人として生計を立てる気でいた)、刀剣乱舞が流行るなら古陶の擬人化コンテンツも可能性あるからアイディア練ってアプリ開発会社に売り込もうとか(古陶アイドルのポジションとそれぞれのキャラ背景を決めていた)、脱サラしてジグソーパズルカフェを開こうとか(初期費用・店の仕組みとサービス詳細・回転率と利益について・内装の図案まで考えて、知名度の底上げを図って作ったパズル会用アカウントを未だ運用している)、毎度人生かける熱量で計画を立てて、結局はお互いすぐ飽きる。今回もそのパターンかもしれない、が、少なくとも私は友人が陶芸再開してくれたらグループラインを作って異素材コラボを打診しようと思っている。これは本当に。