何も考えたくないときのための記録

癒やされたい。安心できる人に黙って抱きしめられたいがそんな人はいないし、寝るのが一番いいけど家つくまでは寝れない、てか眠くないし、本読んでも内容入ってこないし、ゲームも漫画も面白くないし、同情されたいけど人に話すことではなく、そもそも私が落ちこむことでもない。カラオケ行くか迷ったけどもうとにかく早く家に帰りたい。それに気晴らしにカラオケ行って虚しくならなかったことがない。人と行くならともかく、一人カラオケとはすべてが絶好調のときに嗜むべきものだ。とりあえず歌詞のある音楽を聞きながらブログを書いている。

高校生くらいまでは歌詞を聞くってことをまったくしなかったけど、あるとき音楽を聞きながらリアルタイムで脳内MVを作る遊びにはまり、それなりに歌詞を聞けるようになった。基本的には歌って踊っている人を中心としたカメラワークで、歌詞に沿った背景・人物・モチーフを描き、メロディに合わせて画面全体の演出を入れる。楽しいしめちゃくちゃ頭使う。何も考えたくないときにいいけど、長時間はできないな。疲れたので鳴ってんのか鳴ってないのかわかんないくらいのハモリの音程をとる遊びをする。結構時間つぶせたけど誰もハモってないはずのところでもハモリが聞こえるような気がして何が正解かわからなくなってきた。

昨日今日で読んだ本について考えよう。筋がおもしろいというよりすべての解像度が高くて緻密で色の濃い物語だった。音楽を聞きながらだったので物語の舞台である19世紀アメリカの片田舎でMVが展開されはじめ、そこにいろんな想念が混ざりこんで入眠時の走馬灯になり、眠りの表皮をやするように浅く眠って少しだけ回復した。