無限ワイン

取引先の人と食事して、め、めちゃくちゃ酔った......普段ワイン2、3杯でちょうどいいくらいなのに、少なくとも5杯は飲んだ、し、飲んだら飲んだぶんだけ永遠に注がれるのでそれ以上飲んでいる。しかしめちゃくちゃ気持ちいい。ワインって体質に合わなくて頭痛くなるもんだと思ってたけど、オーガニックワインはそうなりにくいらしく、本当に気持ちよさしかない。酔いが冷めていく過程は大体虚しさを伴うがそれもない。ずっと気持ちいい。みんなみんな全部大好き最高〜って気持ち。この文章はキッチンの床に寝転がって書いている。ああくらくらする。楽しい〜〜〜。

年上の人と話すの、好きだなあと思う。もっと正直に言うと、年上の人と話しているときの自分が好き。大体可愛がられるし、どう振る舞えば好かれるかも何となくわかる。自分の中にある素直さと渋さと謙虚さを増幅させて表現して、リアクション1.5倍くらいで聞き手に回り、求められる相槌をうち、たまに面白がられそうな話題を出し、緊張してたけど最終的に心を開きました嬉しいありがとう大好きですと言外に伝える(こう書くと全然大好きと思っていなさそうだが、話している間は本当に心の底から嬉しいありがとう大好き!!!と思っている)。まあ二倍以上年を重ねている相手だから演じている感はバレていると思うけど、どうせみんな演じているんだし、その場がうまくいきさえすればいいのだ。どれだけ酔ってもずっと頭は回っていて、うまくレシーブを返せた瞬間が楽しい。こんな、無機物にしか興味ないですみたいな人間が何言ってるんだと思われそうだが、目の前の人が楽しそうにしていることは純粋に幸福だ。